校長室ミニミニコンサート#4 谷川賢作@海城

2025.04.10

校長室のグランドピアノを使っての『校長室ミニミニコンサート』。

4回目となる今回は、谷川賢作さんをお招きして『みみをすます~賢作、俊太郎の詩を歌う~』を開催いたしました。

◆曲目
杉並区立天沼小学校校歌
国立市国立第七小学校校歌
よりあいのうた
イソップさん
かけざん
Fish in the morning
Old grandpa’s simple joke
鉄腕アトム       など

参加された保護者の中に、ご子息が杉並区立天沼小学校出身の方がいらっしゃいました。

天沼小学校の校歌は、谷川俊太郎さんが作詞を手がけ、谷川賢作さんが作曲をされた校歌なのです。

「何度聴いても好きな歌。特にあどけない小学生の声で歌うと、伸び伸びと透明にしく響くのです。口ずさむと、思い出がいっぱいで涙が出そうになります。」

そんな保護者の声を事前に聞いた谷川賢作さんは杉並区立天沼小学校の校歌を披露してくださいました。

コンサート後は、生徒と保護者が谷川賢作さんを囲んでの懇談がしばし続きました。

谷川賢作さんプロフィール

1960年東京生まれ。ジャズピアノを佐藤允彦に師事。演奏家として、現代詩をうたうバンド「DiVa」、ハーモニカ奏者続木力とのユニット「パリャーソ」、また父である詩人の谷川俊太郎と朗読と音楽のコンサートを全国各地で開催。80年代半ばより作・編曲の仕事をはじめ、映画「四十七人の刺客」「竜馬 の妻とその夫と愛人」NHK「その時歴史が動いた」テーマ曲等。88、95、97年に日本アカデミー賞優秀音楽賞受賞。06年びわ湖ホール制作 「雷の落ちない村」の音楽監督(コンサートライブCD「雷の落ちない村」13年7月にリリース)ピアニスト舘野泉に組曲「スケッチ・オブ・ジャズ」を献呈。画家、山本容子の絵とエッセイで綴る「Jazzing」の音楽 プロデュース。兵庫県立芸術文化センター制作の音楽劇「赤毛のアン」富山県文化振興財団委嘱作品「少年少女のための交響詩 ~めざめる羽 はばたく四季~」(作詩/覚和歌子)2009年3月初演。金沢ジュニアオペラスクール第二期音楽監督。兵庫県立ピッコロ劇団「赤ずきんちゃんの森の狼たちのクリスマス」「歌うシンデレラ」映画「カミハテ商店」(2013おおさかシネマフェスティバル音楽賞受賞作品、監督・山本起也) 2020年度船橋市文化芸術ホール芸術アドバイザー。最新刊の楽譜集「スケッチ・オブ・ジャズ2」(音楽之友社刊)最新CDは「よしなしうた」(TRBR-0021) 音楽を担当した最新映画「のさりの島」(監督・山本起也)「僕は猟師になった」(監督・川原愛子)「おかあさんの被爆ピアノ」(監督・五藤利弘)。